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住宅業界の不都合な事実_「長期優良住宅」倒れる理由
更新日:2022年8月29日

住宅業界の不都合な事実_「長期優良住宅」倒れる理由
〈目次〉
1.「長期優良住宅」=耐震等級2以上の定義とは
耐震等級1
震度6強から7程度で倒壊や崩壊しない (阪神・淡路大震災や熊本地震クラスの揺れ)
数十年に一度発生する地震(震度5程度)は住宅が損傷しない程度のもの。
耐震等級2 =長期優良住宅
耐震等級1よりも1.25倍の地震に耐えられる性能・耐震強度を定義。 ※公共施設の避難場所の基準
耐震等級3 =長期優良住宅
耐震等級1よりも1.25倍の地震に耐えられる性能・耐震強度を定義。
2.長期優良住宅は地震に強いのは本当か?
国の防災研究所で実証実験された動画をご覧ください。(1分36秒)
弁解は無益ですが、結果は有益です。
実証実験というのは、机上の空論を確かめることであり、それが現実です。
木材を金物でガチガチに固めれば長期優良だと言う発想がそもそも間違っているのです。
構造屋さんのポジョントーク
元々の構造計算は鉄と生コンの考えで硬ければ、硬いほど強いという計算です。
木材を鉄の素材のように均一素材と同じ扱いで計算することに無理があったようです。
3階建ての木造建物であれば構造計算書を作成することになります。
構造計算を行うことによって、構造屋さんはお金の報酬をもらう仕組みです。
この計算に意味がないのであれば、大きな問題になります。
今まで国がやってしまったこともあり、なかなか改定に至らないのが実態です。
3.熊本の地震において、なぜ長期優良住宅が倒れたのか
