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遮熱材と、遮熱シート、聞き違えると大きな違い

更新日:9月12日


遮熱材と、遮熱シート、、、聞き間違えると大きな違い
愛媛県の新築注文住宅を見ていると〝遮熱シート〟を入れている家があります。

建築業界では似て非なる言葉が多用されており、一般の消費者には違いが判りません。


〝遮熱シート〟と、〝遮熱材(アルミ材の複合材)〟の違いをご説明します。


目次:

  1.遮熱シートとは

  2.遮熱材(アルミ材の複合)とは

  3.なぜ、遮熱材(アルミ材の複合)は普及しないのか?

  4.実際の測定効果

  5.メーカー測定の高熱費効果

1.遮熱シートとは


家の湿気を逃がして外からの水を入れないため、家は透湿防水シートによって天井と壁が覆われています。新型コロナの医療チームが着ている防護服と同じ仕組みのシートです。

住宅の建築では、タイベックシートという製品名が使われています。

このシートの片面表面にアルミを蒸着した塗装をしている製品が〝タイベックシルバー〟という製品名で販売されています。この商品を遮熱シートとして施工されています。


最近、このタイベックシルバーを屋根に貼った家を見かけるので、お住まいになられていらっしゃるお隣りの方に当社の遮熱材の家と比べて頂きました。

夏場でしたが、タイベックシルバーを敷いても2階が暑いと言われています。


アルミを蒸着させているので、透湿防水シートに比べて〝いくらかの〟遮熱効果はあるでしょう。しかし、屋外に向けての片面塗装なので外からの熱を遮熱するための製品です。


冬場の断熱効果について

屋内に向けてのアルミ塗装は有りませんので、屋内の熱が外に逃げるのを止める効果は有りません。むしろ、屋内の熱が透湿シートの繊維の間を抜けて屋外に出ます。 したがって、タイベックシルバーでは冬場の断熱ないです。


タイベックシルバーの製品の厚みは、、、僅か0.17ミリです。

コージーベースのアルミ遮熱材の厚みは、8ミリあります。


タイベックシルバーと遮熱シート
遮熱シートと遮熱材の厚みと材質を比べてください

(写真)

  後ろにある薄い紙状がタイベックシルバー

  表に2枚ある銀ギラギンが遮熱材(アルミ箔を両面に貼った複合材)


2.遮熱材(アルミ材の複合)


当社が使用している遮熱材はアルミ材の複合シートです。


高性能タイプを使用していますので厚みは、、、8ミリあります。

遮熱シートの47倍の厚みです。


表面も裏面も、高純度アルミ箔を貼っていますので断熱効果があります


①構造の仕組み

シートの厚みが8ミリもあるのは、構造自体が7層構造の複合材になっているからです。

アルミ視野熱の構造の仕組み
新築注文住宅で、高性能・高断熱という言葉を信用している方が多いです。実際に住んで見ると大きな違いがあります。

②夏場と冬場の効果図(製品名:アストロフォイル)

夏場と冬場の効果図

3.なぜ、遮熱材(アルミ材の複合)は普及しないのか


①遮熱材以外にも別構造が必要 →コージーベースの家は屋根9層


遮熱材(アルミ材の複合)単体を家に巻けば良いというものでは有りません。

単に巻くだけですと、外部に面している部分と屋内側との温度差によって屋内に結露が出来ます。これを防ぐために屋内側に遮熱材に熱を伝えない構造が必要です。

構造ノウハウが無いと天井に結露した水がたまり雨漏りのような現象が起こることがあります。この雨漏り現象が怖くて施工できないのです。 ネットでも遮熱材を使ったら雨漏りが起こったと書いてある情報もあります。

②コスト効果を説明できるノウハウがない

 ・遮熱材自体も他の断熱材に比べて高いです。  ・遮熱材以外に別構造を付帯するためにコストも掛かります。  これらのコストに見合う効果を理解できないとお客様に納得して頂けません。


③施工ノウハウ  メーカ指定の施工方法だけでは怖いのが正直な答えです。

 かなり細かく施工を指定して、施工管理をしないと不十分な結果になります。  場所ごとにノウハウが必要で、コージーベースでは自社で施工の仕上げをしています。

 施工に手間暇が掛かりますので。短納期で回している建設会社では難しい工法です。 


4.実際の測定効果


コージーベースでは工事中や完成後に測定を行いました。

工事中見学にお越しのお客様、完成見学会にお越しのお客様ご自身でも測定をして頂いています。 夏場で測定していますが、外壁が35℃を超えていても、室内の壁は外気を同じ気温の26℃でした。天井の温度は屋根の表面59℃ありましたが、屋内の天井裏は34℃で15℃も低かったです。

この温度差の効果は当社固有の構造と施工方法によるもので、他の方法で同じ結果になると言えません。また、南面、北面、西面、東面の壁や、太陽の位置によって変わります。 冬場の工事現場は暖房器具を持ち込めませんので測定が出来ませんが、外の熱は跳ね返し、中の熱は留める原理なので夏場も冬場も熱源が入れ替わるだけで効果が出ます。 結論としては、通常の断熱材では考えられない数値の結果が出ています。

断熱材では考えられない数値の結果

断熱材では考えられない数値の結果

5.家計に優しい省エネルギーを極めた家


メーカ測定の光熱費効果を検証してみて


家の日照環境によって、光熱費の効果は大きく変わってきます。

実際には家が太陽と接する外壁の面積によっても効果は変化します。 メーカー実測値の9.9度の差の数値を見ても、コージーベースが実際に測定したと効果以下の数値で計算されています。

コージーベースの家の方がメーカー測定値よりも効果が出ています。 したがって、メーカー測定の効果についても信用して良い数値だと思います。

メーカ測定の光熱費効果

年間光熱費の差 30年で2,280,000円


1年間で76000円、10年で760,000円、30年で2,280,000円も光熱費に差が出ます。


快適さの差


かった家が、ずっーと快適なのが一番の幸せです。

暑い家、寒い家に住み続けるよりも毎日の生活を快適に。

床暖房して電気代を使い、部屋がカラカラになるより、遮熱材への投資はしっかりと。


故障無しで省エネルギー


遮熱材なので故障はしません。 ソーラーパネルを設置するよりもお得です。


6.名ばかり長期優良住宅にメスを入れる


国が進める「長期優良住宅」は、断熱材の熱伝導を計算した時代遅れの断熱材の住宅を競わせる仕組みです。そもそも、熱を遮熱するという計算ロジックになっていません。

そんなに長期優良住宅の仕様が良い家ならば、メリットあるならば補助金を貰わなくともお金を出して買うはずです。国民の税金を使い天下り団体を育成する無意味な政策です。 断熱材でアスベストの吹きつけ推進した反省が出来ていないようです。


≪記事執筆者≫

コージーベース株式会社

代表取締役 松本好司

松山市生まれ。富士通に在職中は社長表彰をはじめ26年間で28回の経営表彰を授与。

その後、広島県庁の特別職として経営企画アドバイザー、国の研究機関のプロジェクトマネジメントアドバイザー、公立大学の経営大学院(MBA)の新設などの公的職務を歴任。

その後、建築学科がある学校法人の顧問、専門委員などに就任し、科学的知見をもって健康で安心な保育園の設置アドバイザー、健康自然素材の健康住宅の事業を行っています。


愛媛県で新築注文住宅をご検討の方、漆喰と無垢の家についてお知りになりたい方は、いつでもお気軽にお電話ください。約2時間あれば、簡単に一通りのご説明は出来ます。

資料請求もホームページから承っております。