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  • 執筆者の写真cozybase

【松山市自然素材の家】新築の完成見学会で白い手袋をさせられる理由

更新日:2021年10月20日

新築の完成見学会へ行くと、

お引渡し前ですから、、、と言われてスリッパを履かされて白い手袋をさせられます。

この光景を不思議に思ったことはないでしょうか?



【松山市自然素材の家】新築の完成見学会で白い手袋をさせられる理由


スリッパや白い手袋をして見学すると、お客様から見て家を丁寧に扱っていると思われるでしょう。お客様に引き渡し前という説明になっています。業界の裏事情があります。


〈目次〉

1.新築の家はワックス仕上げ

2.綺麗だった新築の家の夢は消えていく 3.ワックスを塗らないといけない家

4.ワックスから出る化学物質による健康被害

5. ほとんどの医師が見落とす病気

6.自然素材の床と言っても安心ではない


1.新築の家はワックス仕上げ

新築の家が完成するときにお引渡し前の作業が美装と呼ばれている掃除とワックスを塗る作業になります。美装会社がワックスを塗って大型の扇風機で乾かします。この時点でワックスは乾いています。乾いていないと引っ越してからベトベトになるから完全な状態まで乾かせているのです。

ワックスが光るフローリング
ワックスが光るフローリング

2.綺麗だった新築の家の夢は消えていく

新築で家を買った後に経験するワックスのムラが発生します。住んでから起こるワックスのムラです。賃貸にお住まいの方は今お住まいの床がどうなっているか見て頂ければ分かります。フローリングだけではなく、カウンターの板や収納などの棚も同じようになっていきます。丁寧に住んでも、綺麗に光って見えるのは2~3年くらいでしょう。この頃になると、家が綺麗に見えるかよりもメンテナンスの手間や費用が気になってきます。

ワックスが剥がれていく現状
ワックスが剥がれていく現状

3.ワックスを塗らないといけない家

木の家、自然素材の家を買ったと思って室内の中を見渡すと、実際に買った家は木の家で無かったことに気が付きます。木を繋ぎ合わせた合板材、表面の数ミリだけ木だったフローリングや、木に見せたプリントだったことに気が付きます。似せた物の表面をを保護をする目的でワックスが塗られていることに気が付きます。扉から棚からカウンターに至るまで家のなか全てですから、個人でメンテナンスをするレベルではなくなります。 プロにお願いをして、ワックス剥がしを実施してワックスを取り除いてから再度ワックスをするようになりメンテナンス費用も掛かります。

ワックスがはげた床表面
ワックスがはげた床表面

4.ワックスから出る化学物質による健康被害

東京や横浜など、厚生労働省の基準を遵守している行政では、県や市の施設が開園したり、リフォームする度に空気中の化学物質濃度を測定して基準値以下でなければ開園ができません。保育園などにおいては、床上30cm,60cmの空気濃度を測定しています。子供が寝ている高さ、生活して呼吸している高さを想定して空気中の化学物質濃度を測定して安全基準に達していなければ開園ができない条例になっています。