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【新築注文住宅】幸せな家のつくり方

更新日:2021年12月28日

家を買おうと考えるのは、子供が保育園へ行く頃でしょうか?

小学校へ行く頃でしょうか?


その頃になると、世の中の異変に気が付きます。


【 むかし無かった光景 】

保育園に預けるとアレルギーと診断されす。⇒10人にひとり
小学校へ行くと歩き回る子供が多い異変に気がつく。⇒ひとクラス1名~2名
保育園では保育士が加配という対応、小学校では補助職員がサポートに付いている。
発達障害と診断される子供が増えている状況を見ることになります。


子供への思いやりを実践する。一番大切にしなければならないのは、子供たちの健康です。

【新築注文住宅】幸せな家のつくり方


目次


1.子供たちの健康

2.室内空気中化学物質の室内濃度の“指針値”とは

3.無視される続ける化学物質の室内濃度“指針値”

4.室内の化学物質を吸い続けると起こる身体の異変

5.あなたは、ガンの家系ですか?という問診

6.子供への思いやりを実践する【幸せな家のつくり方】


1.子供たちの健康


ある人は、農薬のせいだという

これも正しい。新生児の神経発達や奇形に影響があるクロルポリホスを使い続けている。

住宅のシロアリ駆除剤として2003年まで使い続けてきたが建築基準法で住居内における使用は禁止となっている。(家が建った後にシロアリ駆除会社が使っていれば知らない)シロアリ駆除剤は長きに渡り効果を持続させるものであり、年月が経っても化学物質を放出し続けるものだ。


ある人は、住宅に使われている建材だという

これも正しい。赤ちゃんが舐める場所に危険物質が使われている。

赤ちゃんが舐めると新生児の神経発達や奇形に影響があることが認められて玩具で使用禁止となっているフタル酸ジ系の化学物質を住宅の床やクロスの壁紙に使う。厚生労働省の平成31年の改定で更なる毒性が認められたが規制する法律がないので住宅建材で使い続けられている。


ある人は、芳香剤・消臭剤・香り付き柔軟剤だという

これも正しい。芳香剤・消臭剤・香り付き柔軟剤は化学物質を噴霧している

芳香剤や消臭剤で室内空気を化学物質で汚している。柔軟剤は香料に含まれる毒性マイクロプラスチックの有害物質を付着させて、化学物質が入ったマイクロプラスチックが肺の奥まで入り込む。学校給食のエプロンの香りで学校へ行けない子供がいて、各自治体がポスターで啓蒙している。しかし、香料に含まれる化学物質を規制する法律がないのが日本です。


目に見えない複合要因で、子供への健康被害が起きています。

健康被害を与えている問題要因をひとつ、ひとつ取り除く必要があります

様々な化学物質が人体への影響を与えている状態です。日本では健康を考慮した化学物質に対する規制が無い国と言えます。省庁間の縦割り行政に問題がある日本では、化学物質の規制が米国やヨーロッパの先進国になっていくのは、かなり先のことになります。個人個人の家庭でひとつ1つのリスクを取り除いていく必要があります。


2.室内空気中化学物質の室内濃度の“指針値”とは


厚生労働省では、関係省庁と連携して、「シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会」を開催してシックハウス対策の総合的な推進に取り組んでいいます。

曝露を一生涯受けたとしても、健康への有害な影響を受けないであろうとの判断により設定された値です。新たな知見や、国際的な評価作業の進捗で変更していきます。 今回、今迄の想定以上に毒性が認められて13物質中3物質の指針値が大幅に厳しくなっています。

室内空気中化学物質の室内濃度指針値(改定:平成31年1月17日)

揮発性有機化合物

毒性指標

​住宅での主な用途

ホルムアルデヒド


建築基準法で量的規制