
発泡ウレタンの断熱材を使う建設会社の騙しのテクニックをご紹介します。
発泡ウレタンは大臣認定の〝難燃〟材料です。 避難上有害な煙又はガスを発生しないですよー そのような言葉で発泡ウレタンの火災の安全性をお客様に伝えている会社があると聞きます。これはある一部の事実を伝えて、印象操作による事実を誘う弁証法的な話法です。
1、〝難燃〟という言葉トリック
この漢字の言葉を聞くと、普通の人は燃えるのが困難な材料だと理解してしまいますが、事実を理解すると違ったものが見えてきます。
国土交通大臣が定めた材料または認定された防火材料は、時間による性能評価が行われています。
①避難上有害な煙又はガスを発生しない迄の時間
②燃焼するまでの時間
③防火上有害な変型、溶融、き裂その他の損傷を生じない時間
以上、3項目の時間性能によって「不燃」、「準不燃」、「難燃」の3つのカテゴリーが性能に分けられています。
不燃 ・・・加熱開始後20分 →コージーベースの遮熱材
準不燃・・・加熱開始後10分
難燃 ・・・加熱開始後5分 →発泡ウレタン
〝難燃〟というのは僅か5分しか持たない一番性能が低い材料なのです。
実際の現実はどうか?、ライターで火を付けるとすぐに燃えます。
真昼間でも発泡ウレタンに引火して発泡ウレタンのガスで逃げ遅れて死亡する事故が発生しています。火が見えて逃げるのが火災という訳ではなく、引火したガスを吸うと数十秒でカラダが動かなくなって逃げ遅れるのです。
〝 発泡ウレタン 火災 〟で検索されると、火災事故の恐怖が判ります。
事故事例 マルハニチロ冷凍倉庫火災死亡事故 https://online.logi-biz.com/6867/
2、〝断熱〟という言葉トリック
この漢字の言葉を聞くと、普通の人は「熱を断つ」と理解してしまいますが、事実を理解すると違ったものが見えてきます。
断熱材は熱を断っているのではなく、熱伝導を遅らせているだけなのです。
発泡ウレタンを吹き付けすると、低コストで簡単に隙間なく断熱材を入れていくのに便利ですが、断熱材の発泡ウレタンが熱を蓄熱してしまう性質があるので夏に熱い家になります。 発泡ポリウレタンを吹きつけした場合は、電気配線ケーブル(VVF)からの放熱が悪くなり気中配線の場合に比べて許容電流は低下する減少も起きます。
3、電気ケーブルへの影響
発泡ポリウレタンを吹きつけした場合は、ケーブルからの放熱が悪くなります。これによって一般的な
配線の場合に比べて許容電流は低下します。一般的には気中配線の場合の50%~60%程度になります。してしまいますが、事実を理解すると違ったものが見えてきま
コージーベースでは、断熱材を使用せず、高性能の遮熱シートを家全体に覆って家への熱の進入を防いでいます。タッカー(ホッチキス針)1本の穴もアルミテープで塞いで静止空気層を作って熱の進入を防いでいます。 家は屋根が命と言われますが、太陽光の熱を一番受けるのは屋根です。単に屋根に遮熱シートを貼れば良いという考えでは結露で屋根が腐食します。コージーベースの屋根は独自工法の9層構造(遮熱シート層を含むと15層)で遮熱と断熱に加えて、結露による雨漏りリスクを消しています。
※家を覆う調湿シートに銀塗装をしている製品を遮熱シートと呼んでいる建設会社もあるようですが、コージーベースはアルミ多層の高性能の遮熱専用シートを使用しています。
