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【新築注文住宅】住宅会社の言葉のトリックを見破る方法≪10選≫
更新日:2021年10月8日
建築業界は自然素材を放棄して、代替商品による〝似て非なるもの〟をつくり、〝似て非なるもの〟が主導権を握ってきた業界歴史があります。
事実とは違うのにどこも同じ言葉を使うので、真実が何か分らなくなる方、そのまま鵜呑みして家を買われている方が多いように思っています。
住宅購入には様々な勘違いが待ち受けています。何かひとつの事実は正しくとも、別の角度から見ると間違っている。日頃から感じている違和感ある言葉を書き出してみました。

【新築注文住宅】言葉のトリックを見破る方法≪10選≫
<目次>
1.自然素材
2.無垢材
3.漆喰
4.木の家
5.耐震等級
7.高気密・高断熱
8.F★★★★マーク
10.新築の良い匂い
1.自然素材
元々の素材が自然素材だから、石油化学物質や薬品を注入した素材であっても自然素材と言っている。
もともとの素材は自然素材には間違いないのですが、強い違和感を感じます。
住宅建材のほどんどは、工期短縮、施工の都合上で様々な化学物質を添加しています。厚生労働省が住宅に使うと健康に悪いと指摘されている化学物質を平気で添加し続けているのが今の実態です。子供の脳神経に影響があると指摘されても建築基準法で規制しないから、作り続けるのです。そういう業界ですから、化学物質を添加していても、見た目が自然素材に見えれば、自然素材と言っています。

自然素材の家を選ばれる方は健康を求めている訳です。素材屋さんに成分表を求めることが出来ますが、メーカーに欺され得なのか、調べないまま自然素材という名の材料を言う。当社に「自然素材」と言って売り込みに来る会社が有りますが、成分表などの突っ込んだ話しをすると営業に来なくなります。実に不思議な業界です。
2.無垢材
無垢という言葉は混じりけ無いという意味ですが、建築業界では化学物質やワックスを充填した木材を無垢と言っています。
無添加かどうか、木の香りを嗅げば分かります。無添加材は甘い香りです。 薬品添加の家は、住んでしばらくすると焦げ臭い焼けた匂いがします。

3.漆喰
石灰に合成ノリを混ぜて使う見た目の漆喰がほとんどです。 建設業界では石灰のことを漆喰と言っていますので、本物の漆喰を〝本漆喰〟と呼ばなければならなくなりました。
本漆喰は、海藻を煮立てスサを入れた自然素材で作られています。
第三者機関で検証データが無いのに本漆喰の特性を引用して、漆喰の機能を訴求している建設会社もあります。検証データの提示を求めることが必要に思います。
